1. アルミニウムスラグのリーディングカンパニー 日本圧延工業株式会社
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日本圧延工業について

Flexibility&Ecology

弊社は1935年の創業以来、アルミニウム地金を溶解・鋳造・熱延した板材をプレスにて打ち抜き加工を行い、スラグ材として生産・販売をしております。スラグ材はお客様の方で鍛造素材として使用される他、インパクト缶等に加工されますが、当社でも消火器容器、電池ケース、水筒等に加工しております。また、熱延材は冷間圧延を行い、各種板材として販売しております。

 

また、リサイクル性に優れたアルミニウムの特性と、川島グループのネットワークを生かし、納入先様で発生したスクラップを原料として引き取るクローズドループリサイクルのご提案を行っております。アルミニウムをリサイクルする際に必要なエネルギーは、新地金製造時に比べてわずか3%台と言われており、省エネルギー効果が非常に大きく、環境に優しい物造りを目指しております。

省エネとコストダウンを実現


当社はアルミニウム専門の材料メーカーです。アルミニウムはインゴットを溶解→鋳造→面削→加熱→熱間圧延→冷間圧延という工程が一般的であり、これをDC鋳造と呼びますが、当社の場合、溶解→鋳造→熱間圧延→冷間圧延という製造工程を辿る連続鋳造圧延法(CC鋳造)を採用しております。面削から加熱までの工程が省略されたこの製造方法は特に、加熱の際の摂氏500度という高温を要する作業を省略している為、エネルギー消費量を大幅に抑えた製造方法と言えます。

スクラップは最小限に


社内で発生した加工屑は、全て溶解炉にて再溶解し、原料として使用しております。
製品は極力、お客様の望まれる形状に近づけた状態で納入させて頂き、お客様の方で発生するスクラップ量を抑えたご提案をさせて頂きます。
また、当社材を使用して発生した加工屑に関しては、原料としての引き取りもご提案させて頂きます。お客様の方で加工屑が発生した場合は、それらは全てスクラップとなりますが、当社では信頼性の高い原料として利用させて頂きます。



あらゆるシーンで活躍する製品


弊社のインパクト加工品は自社製造のアルミニウムスラグを用いて開発、製造しております。製品は、大型インパクトプレスを駆使した製品は消火器容器、浄水器カートリッジケース、水筒、人工衛星の電池ケースなどに使用されております。浄水器カートリッジは浄水器メーカーの協力を得て回収され、弊社で再度溶解・鋳造圧延する理想的かつ完璧なリサイクルが実現されています。